【耐震診断】
阪神淡路大震災から13年経ちました。当時、1982年以前の建築基準法によって建てられた木造住宅が多く倒壊し、坂本功著の『木造建築を見直す』という書において「死亡者のうち5,000人近くは、軸組構法の住宅の下敷きによって圧死した」と述べています。
一方、関東におきましても「南関東直下型地震」が想定されており、2007年〜2036年の間に70%の確率でマグニチュード7クラスの直下型地震が起こると予想されています。
東京都防災会議地震部会が2006年3月に発表した最終報告では、被害が最も大きい場合は死者は約5,600人とされ、このうち建物倒壊と急傾斜・落下物・ブロック塀の倒壊による死者は、合わせて約2,500人とされます。
東京都では以上のデータを踏まえ、建築物の耐震診断、及び耐震補強工事を推進しています。
清本建設におきましても、木造住宅をはじめ、旧建築基準法時に建てられた住宅やビルの耐震診断、耐震補強工事を行っております。
地震はいつ何時起こるかわかりません。大切な命や財産を守るために、是非耐震診断をお勧めします。
参考資料:東京都防災ホームページ・wikipedia(阪神淡路大震災)(南関東直下型地震)・内閣府中央防災会議
写真提供:東京都立大学 吉嶺充俊氏
写真提供:東京都立大学 吉嶺充俊氏